止まり方STEP4 |
これを覚えると、どんな急な坂道を下って来ても、スピードを落としたり、止まる事が出来る様になります。
でも、これは難易度が高いので、他のトリックをやりながら、徐々にレベルアップと共に覚えて行くといいでしょう。
やり方は3段階に分けます。
まず1段階目は止まりながらやります。(スタンスはレギュラーとします)
スタンスは両足をノーズとテールの反り上がってる根元あたりに置きます。
軽くしゃがみます。
上半身を右から左に振りながら、デッキ(板)に足の荷重がかからない程度に軽く体を浮かせます。
(足は離れない程度です)
それに一瞬遅れて右足を90°前に左足を90°後ろに移動し、デッキをウィール(タイヤ)を擦る感じでデッキを回転させ、足を移動しながら最初に振った上半身は逆に戻します。
これでOK!確実に90°回れる様になりましょう。
2段階目は軽く滑りながら、転ばない様に何処かフェンスか壁に向かってやってみましょう。
(スピードをつけ過ぎると壁に激突して顔にフェンスの跡がつくので徐々に早くして行きましょう)(笑)
スタンスは左足はノーズ側のトラックの上あたり、右足はテールの上です。
まず軽く壁に向けて滑り、しゃがみながら上半身は前を見る様にします。
上半身を左に振りながら軽く体を浮かせます。
一段階目の要領でデッキを90°にしてデッキをスライドさせて行くんですが、滑りながらデッキを90°スライドさせる時は1段階目とは少し力のかけ具合が違って最初右足80%左足20%の割合でスライドさせて行き、デッキが90°になると同時に両足に50%づつ付加をかけてやります。そしてフェンスを掴みに行きます。
掴んで止まりましょう。
これで徐々にスピードを上げて行き、デッキを90°にした時の足にかかる力加減や重心の取り方を覚えていきましょう。
そして三段階目の本番です。スタンスは2段階目と同じで、スピードは出来る限りあった方がやりやすいです。
まずプッシュして、上半身を軽く開いた状態にし、軽くしゃがみます。
上半身を左に振って、軽く体を浮かせた瞬間にデッキをスライドさせて行きます。
デッキが90°になったらウィールの摩擦を足で感じながら、体を逆『く』の字をイメージ、手も使ってバランスをとります。
上手にバランスをとっていると
ウィールの摩擦で止まります。
これでOK!!
パワースライドはウィールの堅さや路面の環境によっても摩擦の加減が変わって来るので、注意しましょう!!
最初やりやすいのは硬めのウィールでコンクリートの路面だと思います。
マスターしてダウンヒル(丘を下る)で遊んじゃおう!!