STEP3チックタック |
今日は板に乗ったまま行うトリック『チックタック』をします。
これは、テールを踏みノーズを少し上げて、右に振って着地、左に振って着地と、左右に交互に振って、プッシュなしでもボードがどんどん進んで行くと言うもの。
これをマスターすればプッシュした後の方向転換等に役立ちます。
まずは、スタンス。
(レギュラーの場合)左足はビスの上に置いて、右足はテールの根元に乗せます。
練習の仕方としては3段階に分けます。
一段階目は、b/sターン(バックサイドターンの略で進行方向に対して背中側を見せる動作)
だけをします。
テールに置いた右足の爪先に体重をかけ、腕を左から右へ大きく振り、上半身をb/s側にひねったら、テールを踏んで、左足のノーズを少し浮かして少しずつ矢印の方向に移動させて行く。
デッキを素早く大きく動かせば動かすほど、体が置いて行かれるので、動きに合わせて、スピードが増す毎に体を前に倒して行く感じでやります。
目線は進む先を見る感じです。
思うように進むようになったら、次は2段階目のf/sターン(フロントサイドターンの略で進行方向に対しておなか側を見せる動作)です。
まず、上半身をf/s側に90°位開き、テールに置いた右足のかかとに重心を置き、腕を右から左に振って、腕が振り切れたら、左足のノーズを少し浮かして、少しずつ矢印の方向に移動させて行く。
こちら側も動きに合わせてかかと側に体を倒して行き、思うように動くようになるまで練習する。
目線もb/sと同じで、先を見ます。
b/sもf/sも両方できるようになったら後は簡単!!
三段階目は、それを交互に繰り返せば、チックタックをする為に必要な動きは全てマスターしてるはずなんで、出来るはずです!
注意点とコツ!
チックタックをする時は、腕→上半身→下半身と、常に上半身先攻の動きで、下半身は後から着いて来る感じです。
進行方向に対して左足が右にある時、腕と上半身は左側
左足が左側にある時、腕と上半身右側とゆうような感じです。
出だしは大きく早くで、スピードがついて来たら、小刻みに素早くすると、最速のチックタックマスターになれます!
さあ、寒い冬はチックタックを覚えて、友達とホットドリンクかけて、レースをしよう!